Conophytum burgeri

Conophytum burgeri L. Bolus
Sect. Cheshire-feles
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写真の株のコレクションNo.及び産地: コレクションナンバー無し、産地情報無し(但し本種はAggeneysにしか無いことが知られています)

<名称>
発見者であるAbraham Burger氏を記念して命名。同氏が所有の農場で発見し、兄弟で多肉植物愛好家のWillem Burger氏が専門家に託して、世に知られることになりました。発表は1967年。

<分布>
南アフリカ中西部、オレンジ川に近いAggeneysの東方で、ごく限られた範囲にのみ自生しています。

<特徴>
平滑かつ透明感の高い表皮はキラキラと輝き、整った円錐形の球体と相まって一目見たら忘れられない種であり、コノフィツムの中では最も有名な種と呼んで良いでしょう。表皮の色は季節によって変化し、秋から冬は緑色、休眠期に近づくにつれて赤く染まります。販売されている個体は旧皮が取り除かれている場合が多いのですが、自然には脱落しにくく、自生地では何年も球体の表面を覆っているのが普通の姿のようです。恐らく強烈な光線から球体を守るための遮光幕の役割を果たしているのでしょう。観賞上邪魔な感じもしますが、無理に剥がそうとして球体を傷つけることの無いようにしたいものです。旧皮を剥がしたものは赤く色付きやすく、観賞価値が高まりますが、赤い着色はストレスの結果とも考えられ、無闇な着色促進は植物の生育にとっては望ましいものでは無いのかも知れません。

通常球体の直径2〜3cmで開花株になるようですが、さらに年を経るに従って大きくなり、時にはレモン大になることもあるそうです。上写真の株は直径2cm弱です。まれに分頭することもありますが、通常は終生単頭で生育します。花は直径3cm前後でピンク色、午後咲きで有香りだそうです。我が家では未開花。

コノグラフではSect. Subfenestrataに分類されていましたが、団子本では C. achabense,  C. acutum, C. ratumと共にSect. Cheshire-felesに移されました。これにより。Sect. Cheshire-felesは昼咲き種と夜咲き種が混ざった分類群となりました。

日本にやって来たのは1970年ごろの事であるらしく、この辺の事情は「Webサボテン今昔」で詳しい内容を知る事が出来ます。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~websabotenkonjaku/burgeri1.html

私が最初に手に入れたのは1990年ごろで、直径5mm程の小苗が3,000円程と非常に高価な種類でした。2004年頃までは高価格が続きましたが、その後低価格化が進み、2006年現在では直径1cm程度(恐らく実生1年苗)のものが1,000円以下で販売されているようです。

<栽培>
分頭しないため繁殖は実生のみとなります。種子の発芽には比較的高温を要し、晩夏(8月下旬〜9月中旬)が適期とされますが、もう少し遅く(10月上旬)まで大丈夫です。発芽までに2〜3週間かかります。他の種類に比べて栽培が特に難しいというものでは無く、今のところ特別の注意は払っていません。但し、大きくなるに従って夏越しが難しくなり、突然腐る場合があるようです。

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写真は2005年秋に播種したもので、大きなものでは直径1cm弱になりました。以前播種したものは5年で直径2cm以上になりましたが、不注意から秋の直射日光で茹でてしまいました。上手く栽培すれば4年ほどで開花サイズになるようです。

<交配>
同じSect. Cheshire-felesに属するC. ratum(Rラツム)との交配が報告されています。

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2007/1/1 記
Fujiyamopsis
一富士二鷹三茄子
良い初夢が見られますように!
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by conocono123 | 2007-01-07 01:25 |  C. burgeri (1)
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