カテゴリ:メモ(備忘録)( 18 )

情報交換サイト

右側メニューの「コノフィツム・リンク集」で一番下にある「画像投稿掲示板」は、誤作動が多いため使用停止としました。しばらくは過去ログを閲覧するために、そのままにしておきます。

これに代わる情報交換スペースとして、NHK出版「みんなの趣味の園芸」サイト内にメセン(女仙)大好きというコミュニティーを用意しました。書き込みするには簡単な会員登録(無料)が必要ですが、従前の掲示板よりも多くのメンバーによる情報交換が可能になるのではないかと期待しております。是非ご活用ください。
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by conocono123 | 2010-02-14 01:17 | メモ(備忘録)

明けましておめでとうございます

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拙ブログをご訪問くださる皆様、明けましておめでとうございます。本年もささやかな楽しみをご提供出来るようボチボチと頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
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by conocono123 | 2010-01-01 13:15 | メモ(備忘録)

参考書

コノフィツムの学名や和名、品種名を調べる際に参考にしているのは、主に写真の4冊です。さらに、リンクにもある錦園の「女仙」は、昭和30年代の状況を知る上で貴重な資料となります。もちろん、名前だけでなく栽培方法などについての詳細な記述もあります。残念なことに全て絶版になっているため古書として入手することになりますが、「原色 多肉植物写真集」と「コノフィツムハンドブック」は滅多に出てこないようです。
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1.原色多肉植物写真集
 ー 日本多肉植物の会編集 誠文堂新光社刊 1981年4月発行 ー
 大学1年生の時に購入。入学試験の合格発表よりも、この本の発行の方が楽しみでした。書名の通り、多肉植物全般の写真を掲載していますが、メセン類に多くのページを割いており、コノフィツムは70種類弱が紹介されています。この本の発行後にS. Hammer氏が学名を大幅に整理したため、'New Views of the genus Conophytum'を参照する必要があります。

2.コノフィツムハンドブック
 ー 日本コノフィツム協会編集 日本カクタス企画社刊 1995年2月発行 ー
 600種類近くの原種および園芸品種を紹介しており、まさにコノフィツムのバイブル的存在です。旧分類体系に従っていますが、S. Hammer氏による新学名も並記されています。錦園の田中正人氏による多数の美しい写真が、この本の大きな魅力となっており蒐集欲をかき立てます。

3.The Genus Conophytum
 ー Steven Hammer著 Succulent Plant Publications  1993年発行 ー
 コノフィツムの学名が大幅に統合整理されており、多くのコレクターがショックを受けたのでは無いかと思います。原産地の写真や詳しい分布地図も掲載されており、自生地での生態に思いを馳せることになります。学術書であることから人工交配種については全く触れられていません。

4.Dumpling and his Wife, New Views of the Genus Conophytum
 ー Steven Hammer著 EAE Creative Colour Ltd. 2002年3月発行 ー
 The Genus Conophytumで行った昼咲き亜属と夜咲き亜属の大別を廃し、セクションの再編成を行った。数種の新種を追加し、2009年3月現在、書籍としては最も新しい資料となっている。多数の自生地写真や原種写真の他、Hammer氏による人工交配についても詳しい記述がある。
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by conocono123 | 2009-03-10 00:39 | メモ(備忘録)

Mesemb field number database

ロシア語のスパムコメントがやけに多いなあと思って、どこかにこのブログのアドレスが貼られているに違いないと検索してみたら、やはりロシアのIvan氏のサイトに貼ってありました。

それでよく見てみると、Yahoo groups の Mesemb field number databaseをもとに検索出来るコーナーがあって、これは便利だということで当ブログのリンク集に登録しました。フィールドナンバーとは、例えばSB1234のように収集した人のイニシャルと番号を組み合わせたもので、本データベースで検索すれば、その個体や種子が最初に収集された自生地を知ることが出来ます。さらにGoogle Earth等と連動して、自生地の様子が判ると面白いのですが・・。リトープスではあったような気がします。

スパムコメントも偶には役に立つきっかけになるものか?
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by conocono123 | 2009-03-04 17:19 | メモ(備忘録)

Conophytum subterraneumの光る細胞?

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Conophytum subterraneumは小型のブルゲリという風情ですが、自生地ではブルゲリが地下に潜らないのに対して、サブテラネウムは頂部の窓を地表に出して、それ以外は土中に埋まっているそうです(学名は、その様子に由来)。

栽培では埋めてしまうと腐敗の原因になるので、ブルゲリ同様に地上に出しておきます。この膨らんだ部分に日光が当たると、写真では良く判りませんが銀色にキラキラ光る点々が見えて、なかなか美しいものです。他の種類では気がつきませんでしたが、いったい何が光っているのだろうか??
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by conocono123 | 2008-12-07 18:49 | メモ(備忘録)

園芸品種開発の嚆矢'花園'

コノフィツム栽培に関して日本で特異的なことは、非常に多くのタビ型園芸品種が作出され販売されていることです。イギリスやドイツのカタログを見ると、園芸品種はほとんど掲載されておらず、フィールドナンバー付きの原種ばかりです。たまに掲載されていても、そのほどんどは'御所車'等の日本産園芸品種です。このような我が国に渡来した外国産の植物から多くの園芸品種が作出されたことは、コノフィツムと同じ多肉植ではハオルチアでも見られます。同じ「趣味の多肉植物栽培」といってもイギリスやドイツと日本では、随分とコレクションの傾向に違いがあるようです。恐らく前者は植物分類学や資源植物学といった自然科学から派生した価値観に基づくもので、後者では「園芸」と呼ばれる芸術的な価値観に由来するように思われます。

さて、現在多数あるコノフィツムの園芸品種はいつ頃から作出されたものなのでしょうか? 「園芸ニュースレター」1994年11月号(コノフィツム特集号)に松本市「錦園」園主・田中正人氏が「美しき花と夢を追って」と題した短い記事を寄稿しておられます。錦園園報(カタログ)に収載されている種類数の変遷が記載されていましたので、この記事をベースに品種開発の歴史を時系列に拾ってみました。種の数には、原種からの選抜個体数と交配品種数が合わさっていることにご注意ください。

1940年(昭和15年)  5種
1950年(昭和25年)  30種
1952年(昭和27年)  錦園、戦後初の写真入りカタログ発行
            足袋型を主体に実生テスト開始
1957年(昭和32年)頃 足袋型初の赤花開花(温室内自然交雑?)
1960年(昭和35年)  赤花品種第1号‘花園’販売(1頭600円)
            40種
1970年(昭和45年)  158種
1980年(昭和55年)  306種
1990年(平成2年)  405種
1994年(平成6年)  352種(うち交配種は足袋型56、鞍型19、丸型2、計77)

記事によると、1952年頃、株分けによる増殖では需要を満たすのが難しくなったため実生を始めたそうです。タビ型種に偶然実った種子を播種し、結果には期待していなかった様子がうかがえます。当時のタビ型種は黄花だけだったようで、播種から4〜5年後、黄花ばかりの中に1個体が赤い花を着けているのを発見した時の喜びを、「天にも昇る思い」と表現しています。この個体は'花園'と命名され、1960年に1頭600円で収載されることとなりました。当時、米10kgが約1,000円ですから、かなり高級な品種だったと言えるでしょう。これが錦園における交配品種第一号とのことで、これをきっかけに様々な交配が試みられることになりました。'花園'をベースに、紅波園園主より譲り受けた「鞍型の中の紫花など珍品数種」が交配され、白、赤、紫、ピンクなど、今日見るような多くの園芸品種が作出されることとなりました。

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↑'花園' *)

この記念すべき'花園'ですが、どのような偶然がこの赤花を咲かせたのでしょうか?田中氏は、唯一のタビ型種であった'寂光'(原種フルテスケンス)との自然交配の可能性や突然変異を考えていたようです。コノフィツムのオレンジ〜赤花は、黄花とピンク〜紫花との交配で出来ることが現在では判っています。即ち、黄色の色素であるベタキサンチン(カロテノイドの可能性もあり?)と紫系の色素であるベタシアニンが同時に作られることにより、混ざって赤っぽい色に見えるのです。すると、花粉親はピンク〜紫系の花を着ける種、しかもタビ型種と交配親和性のある種ということになります。1950年頃、錦園ではどのような種類を栽培していたのかが気になるところです。

<参考記事>
コノフィツム栽培の歴史より抜粋
1922年(大正11年)  N.E.Brownがコノフィツム属(円錐形植物の意味)創設
大正末期〜昭和初期   日本に渡来
1931年(昭和 6年)   業者のカタログ及び同好誌に「コノフィツム」の名前が登場
1935年(昭和10年)  このころが戦前の輸入最盛期
1940年(昭和15年)  このころ80余種が栽培されていた
  -- 戦争による中断 --
1955年(昭和30年)  カタログに30〜50種がみえる(戦争を生き残った品種)
1960年(昭和35年)  このころ輸入再開
1964年(昭和39年)  正木五郎、田中喜佐太著「女仙」(錦園のサイト参照)刊行
  このころ田中喜佐太氏による'安珍'、'朱楽殿'、'紫雲殿'、'銀河'等の交配品種の作出
1966年(昭和41年)  日本コノヒツム協会誕生(注:原文のまま)
1970年(昭和45年)  このころまでに300種近くが株や種子で輸入。趣味家急増
1973年(昭和48年)  ガーデンライフ誌に特集記事

*) '花園'と呼ばれる品種は、現在複数出回っています。この写真の個体は約30年前に入手したもので、コノフィツムハンドブックに収載されているものと同一クローンと思われます。
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by conocono123 | 2008-01-01 21:16 | メモ(備忘録)

栽培棚の様子(2007年12月)

我が家の栽培棚は以下の3種類があります。
No.1-1, 1-2:木製開放棚(3段)、カバー無し
No.2:ガラスワーディアンケース(ラン等と共用)、温風ヒーター加温あり
No.3:ビニールカバー付きスチールラック(3段)、ビニルカバーのみで無加温
いずれの棚も最下段は陽当たりが悪いため、日影を好む植物を置いています。

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↑ 棚No.1-1の最上段
タビ型園芸品種など、強めの日照を好む丈夫なものを置いています。

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↑ 棚No.1-1の中段、最下段
中段の奥の方は上段の陰になるので、弱めの日照を好む種類を置いています。最下段にはヘレボラスと原種シクラメンを置いています。

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↑ 棚No.1-1の中段、最下段(左側)
棚No.1-1は一段にトレー4枚を置くことが出来ます。中段の中程から奥にはステファニー等弱光線を好む種類を置いています。少しだけですが、ハオルチアもここに置いてあります。

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↑ ガラスワーディアンケース(棚No.2)
最上段は日照を好むもの、中段は今年播種した実生苗と今年購入した苗の寄せ植えを置いています。下段には昨秋播いた実生1年苗。さらに下にも棚がありますが、ここにはパフィオペディラムやストレプトカーパス等の寒さに弱い植物が置いてあります。電気ファンヒータで、最低気温10℃以上(12℃くらい)にしています。

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↑ 棚No.3
冬季はビニールカバーをかけていますが、夏季は雨避けのみになります。実生3年苗や成株を置いています。

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↑ 棚No.1-2
この棚の最上段にはリトープスとコノフィツムの成株を置き、中段では強健な園芸品種を挿し木増殖しています。「開花プロジェクト」用で、着々と増えています。
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by conocono123 | 2007-12-24 21:27 | メモ(備忘録)

ヘレアンタスのいろいろ

ヘレアンタスは2つの変種(基本種1種を含む)があり、その他に古くから国内で栽培されている'宇田ヘレアンタス'や'男庭つばさ'等の選抜個体があります。それぞれの違いを比較してみました。

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↑ '翼' C. herreanthus ssp. herreanthusの標準的なタイプと思われます。

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↑ C. herreanthus ssp. rex  (Rooiberg産)
Smaleさんのところからやって来た個体。カタログにはslightly differentとあって、ハマー氏の記述のものとは若干違うようです。見る限り、ボディーのドット(斑点)が少なく、どちらかというと基本種に近いように思われます。

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↑ 先日のコノ会で譲り受けた'江藤ヘレアンタス'。
'宇田ヘレアンタス'と'男庭つばさ'は同一クローンとの意見もあり、この個体も同じクローンの可能性が高いようです。宇田氏、男庭氏ともに鬼籍に入られてしまっているので、今となっては正確な由来を直接知る手だてはありません。どこかに文書が残されていれば良いのですが。多数の斑点及び花がピンク色であることから、ハマー氏記載のC. herreanthus ssp. rexの特徴に近いように思われます。
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by conocono123 | 2007-12-09 21:26 | メモ(備忘録)

コノフィツム協会総会に参加しました

2007年11月25日、長野県松本市で開催されたコノフィツム協会の総会に参加しました。
1980年頃2年間ほど会員(当時はメセン協会)だった事があるのですが、長野での総会は学生には旅費が高過ぎて参加することが出来ませんでした。当時、無理してでも参加していたとしたら、今頃はもうちょっと違った楽しみ方をしていたのかも知れないと思いながら、早朝5時に起床して車のハンドルを握りました。

首都高、中央道、長野道と走り、片道約250km、3時間のドライブとなりました。早く松本市に到着したのと快晴に恵まれたのとで、松本城付近を散策する事にしました。北アルプスの山々は既に雪化粧をしていて、それはそれは美しい事!千葉北西部の住民にとっては「山」は非日常の存在です。
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今回は20名弱の参加でした。
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↑ 展示品の数々。この中から、このところ気になっているヘレアンタスを紹介しましょう。

ヘレアンタスはコノフィツム属中最大の種で、姿形も独特です。かつてヘレアンタス属であったものをハマー氏がコノフィツムに統合し、レガレやブランダムと一緒にヘレアンタス節に分類しました。
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↑ 亜種ヘレアンタス・レックス(C. herreanthus ssp. rex)

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↑ '男庭つばさ' カッコいい!! 基本種に比べて超幅広のボディーで、表皮には沢山の透明な点があります。自生地等の由来がはっきりしないようです。この点々から考えると、マルギナツム等の同節種との交配種かも知れません(妄想)。DNA分析で親子鑑定したいところです。

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↑ A氏より譲り受けたヘレアンタス。幅広ボディーにピンクの花が咲くそうです。他のコノに比べると辛口の水やりにしないと腐るとかで、最初の1年間はドキドキしながらの栽培になるでしょう。

私は丁度開花していたスペクタビレ、赤黒いリトプソイデス・ボレアーレ、ブルンネウム他を出品し、ブルンネウムが銅賞をいただきました。賞品は盆栽用ピンセット、会長愛培のエエンコケレンセ群生株、それにN氏手作りの錦蝶のハンギング。

翌日は仕事で会議があるため、残念ながら総会だけの日帰り参加となりました。夕方出発しましたが、中央道が激混みのため、上信越自動車道の東部湯の丸ICから高速に乗り、約5時間(うち食事休憩1時間)のドライブで無事帰宅。来年は何を出品出来るかなあ。
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by conocono123 | 2007-12-07 01:13 | メモ(備忘録)

レガレ

2007年11月25日、松本市で開催されたコノフィツム協会の総会に出席しました。

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今回出品作品の中から・・・秋田のTさんのレガレ↑。昨年も出品されましたが、見事としか言いようがありません。

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随分以前に錦園で買い求めた我が家のレガレ↑。レガレは茎が弱いためか球体が寝てしまい、Tさんの作品のようにまとまった形にはなりにくいものです。

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↑は、最初の写真の群生株と同じクローンです。球体はずんぐりと横に張った形で、とにかく大きい。茎も伸びずに球体がしっかり立っています。特徴的なのは黄色矢印で示したキール部分。普通は片側1本のはずが、この個体(クローン)では枝分かれして2〜3本あります。どうも普通のレガレでは無い様子です。

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帰宅後、我が家にもずんぐりした個体がいたなあと思い、早速観察してみることに・・↑。メサ種子由来の個体で、6年程前に播種し、2個体あります。

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キール部を見てみると、やはり枝分かれして2本になっています。同じレガレでも、スリムな系統とずんぐりとした系統があるのでしょうか? また、この株は花弁が細い感じですが、肥培すれば多少は変わるのでしょうか? 分頭も良さそうなので、群生株に仕立てやすいかも知れません。数年後が楽しみです。また、今年、同じナンバーの種子を播いてあるので、それらがどうなるかも楽しみです。
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by conocono123 | 2007-11-28 09:07 | メモ(備忘録)