「ほっ」と。キャンペーン

<   2006年 12月 ( 15 )   > この月の画像一覧

挿し木

今年も大晦日になってしまいました。
あれもやりたい、これもやりたいで、実際のところ消化率は50%以下でしょうか。実生は9月下旬〜10月上旬に完了した上、温暖な天候が味方してくれて、今年は比較的成績良好。挿し木も早めにやっておいたので、これまた成績は良い感じです。

d0079818_0373262.jpg

写真は、今年、具合が悪くなった群生株をバラバラにして挿し木した苗床です。画面の大部分を占めるコマ型品種は'ルゴサ'。平たい形のコノフィツムは、挿し木する時に球体の半分くらい培養土に埋めてしまいます。根元に小砂利を敷かなくても大丈夫です。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-31 00:51 | メモ(備忘録)

種まき

リトープスのMix種子をイギリス旅行から帰った友人からお土産にもらったのが、メセン実生の始まりでした。数本発芽したものの、どう管理して良いのかも判らず、2年ほどで溶かしてしまいました。あまりの種子と実生苗の小ささに、それ以上チャレンジするにも基本的知識すら無く、やはり株分け苗を買うのが無難だと決め込んでいました。だいたい、メセンの種子がどこで手に入るのかすらも知りませんでしたけど。

10年ほど前にメサガーデンで多種のメセン種子が販売されている事を教えてもらいました。恐る恐る30種ほど購入して以来、ほぼ毎年買っては播いています。管理ミスなどで全滅させてしまった事もありますが、今年は比較的成績が良い方です。
d0079818_01123.jpg

写真: C. maughanii 実生2ヶ月

草花の実生の生長の速さを見慣れてしまうと、メセンの実生苗の緩慢な生育は、我慢力の限界を試すようだと思うことがあります。しかし、実生の頃にしか見られない愛らしさや美しさ、少しずつ大人の顔に近づいて行く様子を見ていると、待つ事も楽しみのうちだという事が良く解ります。親株を買ってくれば手っ取り早く楽しむ事が出来ますが、手っ取り早く済ませたおかげで失われてしまう楽しみもあるのだという事もまた分かりました。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-22 00:51 | メモ(備忘録)

Conophytum concavum

Conophytum concavum L.Bolus
Sect. Subfenestrata
d0079818_1842319.jpg

写真の株のコレクションNo.及び産地: SB1857, Riethuis産
メサガーデンから購入した種子から育てた株です。

<名称>
種小名は、球体の中央部が凹んだ形状を表します。

<分布>
南アフリカ中西部Kamieskroonの西方40kmほどの地域に自生。分布域は狭いらしい。

<特徴>
同じセクションに属する2種の内の1つであるC. subfenestratumと同様、頂部に小さな窓を持ちます。この2種は苗が小さい頃はよく似ていて、近縁であることを示すものと思われますし、実際、人工交配も出来ています。但し、両者の自生地は、一番近くても約100km隔離されていて、自然交配はまず無いものと思われます。

C. subfenestratumに比べて、肌がビロード状であることと、球体が中央部が凹んだ平たい形をしていることから容易に区別がつきます。午後遅くに咲く花には香りがあるそうですが、私は未確認です。10頭ほどの群生株になるようです。

<交配>
C. subfenestratumとの雑種'コンピラ'が知られています。
ハマー氏のコノグラフにはブルゲリとの雑種が日本で作られたという記述がありますが、ハマー氏は未確認との事です。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-17 18:42 |  C. concavum (1)

Conophytum maughanii

Conophytum maughanii
Sect. Cheshire-feles
d0079818_0531090.jpg

写真の株のコレクションNo.及び産地: 無し

C. maughaniiには、基本種 subsp. maughanii の他、2つの亜種、subsp. armeniacum と subsp. latum があります。基本種の体型は円筒型であるのに対して、2つの亜種では多少なりともC. burgeriのような円錐形になるという違いがあります。表皮の色は個体によって緑色〜赤まで幅がありますから、手に入れる際には実物を見て好みの色の個体を手に入れるのが良いです。写真の株は比較的赤味の強い個体です。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-17 00:53 |  C. maughanii (5)

小米雛、'Kogome-bina' =C. hians?

d0079818_155469.jpg

'小米雛'
Conophytum hiansの一個体か? 長野の錦園から購入

高校生の頃、初めて訪れた藤沢の紅波園で、この'小米雛'の白黒写真が額に入って飾られていました。タビ型を中心とした花が鮮やかな園芸品種しか知らなかった私には、その産毛に覆われた小さく愛らしい姿が、新鮮であり、また衝撃でありました。残念ながら売り場に苗は無く、名前を心に留めて帰路につきました。2年程前に娘を連れて紅波園を訪れた時、写真が当時のまま飾られていて、ちょっぴり不安を感じながら訪問した時の記憶を呼び覚ましてくれました。今年、その娘も当時の私と同じ歳になりました。

写真の株は、随分前に錦園の通信販売で購入したものです。もっと大きな群生株になっていても良さそうなのですが、うまく育ってくれません。小型種は一度こじれるとなかなか機嫌をなおしてくれません。株分けや挿し木し直せば良いのかも知れません。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-15 01:07 |  夜咲類 (5)

交配

webのおかげで、世界中から色々なものが簡単に手に入れられるようになり、かつて珍品貴品とされた種類もそれほど有り難い存在では無くなりました。また、自生地での新種探索や、古くからの種でも新しいロカリティーナンバーの個体を求める動きが、欧米の研究者や趣味家を中心に活発になり、ますます多様な個体が導入されるようになりました。ならば、私はかの錦園の田中さんの万分の一でも見習って、日本人のお家芸である交配に挑戦してみようと思い立ったのでした。園芸品種の完成度や、優良個体の審美眼では欧米人に負ける気がしません。私にそれらが備わっているかどうかは、まあいずれ判る事でしょう(笑)

ここ数年取り組んでいるのが、フィシフォルメの交配で、'八重垣姫'をベースに、線模様の強化や花色のバリエーションが出来れば良いなあ・・・勤め人は夜咲きしか楽しめないから・・・と考えています。
d0079818_152263.jpg

'八重垣姫' 今年も、去年とほぼ同じ時期に咲きました。
他の多くのコノフィツム同様、放任しておいて種子を着ける事はありません。しかし、交配しても種子を着けることが稀なのが、この'八重垣姫'です。以前書いたとおり、2005年に他のフィシフォルメの花粉を授粉して5粒だけ種子が採れました。これを2006年の秋に播いたところ、4個だけ発芽し育っています。線模様がどのように遺伝するのか?? 来秋の脱皮が待ち遠しいです。

コノ協会の江藤さんによると、'八重垣姫'はかつてアメリカから大量に輸入したフィシフォルメの中にあった1個体とのことで、恐らく原種だろうとのことでした。

種子が出来難いのを不思議に思いルーペで雄蕊を見てみると、葯がつぶれていて花粉はほとんど出来ていないようでした。となると、種間交雑種なのか、あるいはボディーの大きさから見て3倍体なのか・・・やはり謎の多い個体です。

d0079818_154543.jpg

今年はこの株を交配しました。昨年とは別個体で、Terry Smaleさんから頂戴したものです。線模様が顕著で、ボディー側面の着色がなかなか美しい個体です。交配で最も問題になるのが開花期で、目当ての2株の開花期が合わないことがしばしばです。今回は、こちらの株が先に開花してしまったので、花粉を葯ごと採取し、1ヶ月ほど室温保存したものを'八重垣姫'に授粉しました。上手く結実すれば良いのですが。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-13 01:06 | 交配記録

寒くなりました

このところ最高気温は10〜15℃、最低気温は7〜10℃になり、冬も本番に入ったことを実感します。ベランダのワーディアンケースには小型の温風暖房機(250wくらい)を入れ、最低気温が10℃くらいを維持出来るようにしました。この中には挿し木が遅れたものや、昨年播種した実生苗達も入っていて、少しでも生長が良くなるようにしています。

12/10は良く晴れたので、たっぷりと潅水しました。今年は植え替えしなかったので、液体肥料を1000倍に希釈して与えました。年内にもう一度施肥するつもりです。今年播種した実生達にも底面から液肥を与えました。

d0079818_115257.jpg

写真は、今年手に入れた苗達。11月末に挿し木したり植え替えたりでしたので、ちゃんと活着するか心配です。まだシワが目立ちます。来秋まで寄せ植えで過ごさせてから、単鉢に植え替えるつもりです。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-13 00:41 | 栽培記録

Conopytum minusculum subsp. leipoldti

Conopytum minusculum subsp. leipoldti (N.E.Br.) S.A.Hammer
d0079818_014663.jpg

写真の株のコレクションNo.及び産地: 無し(紋様タイプのレイポルデティーとして購入)

<特徴>
2006/12/6投稿のTS419に比較するとやや腰高で、楕円筒のような形になります。線状の模様部分がやや盛り上がって、少々ゴツゴツした雰囲気になります。そして、種々のタイプがあるレイポルデティーの中でも、最も特徴的なのが体表の産毛が顕著な事です。団子本のARM412に酷似しており、そのものか、あるいは同産地の別個体なのかも知れません。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-12 00:25 |  C. minusculum (2)

Conophytum roodiae subsp. sanguineum

Conophytum roodiae subsp. sanguineum (S.A.Hammer) T.C. Smale
Sect. Cylindrata
d0079818_0471253.jpg

写真の株のコレクションNo.及び産地: SB1086

<名称>
種小名は、素晴らしいメセンを数多く発見したPetrusa Roodの名を記念して。変種名は、その血のような赤い表皮の色から。

<分布>
南アフリカ中西部、Garies南方のごく限られた地域に自生。

<特徴>
1950年、Winsome F. Barkerにより発見。

<栽培>
今秋、メセンファンの方から頂いた個体ですので、1年を通しての栽培が未経験です。ローデアエの仲間(Sect. Cylindrata)には魅力的な種類があるのですが、普及していないことから栽培が難しいことが推測されます。別個体もいただいたので、交配と実生に挑戦したいと思います。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-09 00:55 |  C. roodiae (3)

Conophytum pellucidum subsp. pellucidum var. terricolor

Conophytum pellucidum subsp. pellucidum var. terricolor (Tischer) Littlewood
Sect. Pellucida
d0079818_0162346.jpg

写真の株のコレクションNo.及び産地: コレクションナンバー無し、産地情報確認中
入手時のラベルには「3k N 222 ルデア」とあったが、恐らく「3k N コンコルディア(Concordia)」の間違いだと思われます。TS471の産地と一致しますが、同じものかどうか現在のところ不明です。

terricolorは窓模様部分が幾分凹んだものになります。茶色の地色に、SH1252に似たクッキリとした窓模様がお気に入りの個体です。
[PR]
by conocono123 | 2006-12-08 00:13 |  C. pellucidum (12)