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Conophytum longibracteatum

Conophytum longibracteatum L.Bolus
Sect. Minuscula
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by conocono123 | 2007-09-29 23:34 |  C. longibracte..(1)

交配の楽しみ

コノフィツムの実生に慣れて来ると、買った種子を播くだけでは飽き足らず、オリジナルの個体を作ってみたくなるのが人情です。数十年前のコノブームの頃、'花園'に代表されるタビ型の園芸品種が沢山作出されましたが、タビ型以外のものは主に個体選抜だけで、積極的な交配はされなかったように見受けられます。勤め人の私は、昼咲きのコノフィツムの花を見る事があまり出来ないため、夜咲きで模様の美しいものや、昼咲きでもやはり模様の美しい個体を目標にボツボツ交配を行っています。

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昨年秋に交配した両親です。
どちらもペルシダムで、花粉親は有名な'Makin's plum'。綺麗な赤色の肌は他に類を見ません。種子親は窓模様がクッキリとした個体です。交配の狙いは窓模様がクッキリとした赤色個体。肌の色の遺伝を考えると、緑色の種子親があれば良いのかも知れませんが、残念ながらそういう個体は持っていません。いずれにせよ、肌の色が子孫にどのように受け継がれるのか、とても興味深いものです。

人工授粉にはティッシュペーパーをコヨリにしたものを使いました。コノフィツムの多くは自家受精しないらしいので、種子親株から雄しべを取り除く作業(除雄)は省きました。

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この写真は、交配から丸一年経った9月半ばの状態です。脱皮とともに殻の内側に隠れていたカプセル(果実・・黄色の矢印)が見えて来ました。このまま親株に着けたままにしておくと、潅水時にカプセルが開いて種子が散ってしまうので指先や小型のハサミを使って摘み取ります。

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摘み取った果実を水に浸けると数分でカプセルが開き、内部の種子が見えます。自生地でカプセルが開くのは雨期ということになります。面白い事に、開いたカプセルは乾燥すると再びキッチリと閉じてしまいます。ちなみにカプセルは小さく、直径は3mmほどです。

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カプセルが開いたら、少量の水の中でカプセルを揺り動かしたりピンセットで軽く突つくと、種子が水中に落ちてきます。慎重に水を捨てて、種子を乾燥すれば収穫は終了です。早速播いてみることにしましょう。どんな顔の苗が出て来るかは来年の今頃のお楽しみです。
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by conocono123 | 2007-09-19 01:01 | 栽培記録

実生の楽しみ

コノフィツムの実生を始めてから早くも10年が過ぎてしまいましたが、毎年楽しみなのが播種後1年目の脱皮です。小さいながらも色や模様に個性が現れ始めおり、好みの個体に目星をつけておきます。大きくなるにつれて色や模様が変わってしまう事もありますので、選抜する時でも2〜3年は観察した方が良いでしょう。
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上の写真は、昨年播種したC. pellucidum v. neohallii SB628 (Mesa garden 1410.82)です。グロテスクな印象を受ける事もあるペルシダムの中では、乳白色のベールがかかったようなこのコレクションナンバーはマニアだけでなく初心者にも人気がありそうです。

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この写真は随分前に播種した同じコレクションナンバーの開花株です。5株植わっていますが、それぞれ別の実生なので、少しずつ顔が違いますね。開花率や育てやすさなども加えれば、バリエーションはもっと多様なものになるでしょう。
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by conocono123 | 2007-09-19 00:14 | 栽培記録

Conophytum subterraneum

Conophytum subterraneum T.Smale & T.Jacobs
Sect. Cheshire-feles
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写真の株のコレクションNo.及び産地: PD/TS3186, N Eksteenfontein, TL

<名称>
種小名は「地下に住む」の意味で、自生地ではボディーの頂部以外を土中に埋めている姿を示しています。

<分布>
南アフリカ北西部、ナミビアとの国境に近いRichtersveld(..veldは草原の意味)に分布しています。

<特徴>
球体のほとんどを地中に埋めて生育し、自生地での写真を見ると球体は洋梨型をしています。栽培では球体を地上に出すためか、ブルゲリのような円錐形になっています。

<栽培>
<交配>
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by conocono123 | 2007-09-17 00:01 |  C. subterraneum (1)