Conophytum luckhoffii Lavis
Sect. Minuscula
南アフリカ中西部以南に広く分布しているためか、球体の大きさや点線模様などの変異がとても大きな種です。この写真の株は錦園で購入したもので、ロカリティー情報はありません。
1つ1つの球体は小指の爪ほどの大きさで、それに比較すると驚く程大きな花を咲かせます。線模様はこれから春にかけてどんどん鮮やかになり、開花期以外にも見せ場の多い種と言えるでしょう。模様の鮮やかな個体は、かつて非常に高価に取引されていたようです。
私の経験では個体によって栽培が難しいものがありましたが、基本的には丈夫でよく増える種です。小型種は植え付けから2年くらい、頭数が少ない時が一番気難しように思われます。おおよそ10頭程度以上になれば安定して増殖、開花するようです。